コスト見積り、手法、ソフトウェア開発の生産性、コスト予算化
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プロジェクト・スコープ・マネジメント にて作成したWBSや要員計画から、プロジェクトの成果物を得るために必要となる全ての費用を見積るプロセス
類似システムの開発経験から、当該プロジェクトの費用を見積る手法
担当者のスキルにより費用が増減する
WBSの最下位の作業項目(ワークパッケージ)について個々に見積り、総合計して全体の工数を見積る手法
システムの5つの基本機能
・入力画面の数
・帳票数
・使用するテーブル数
・外部インターフェース数
・参照画面数
を求めて、複雑な3段階評価を掛け合わせて合計したファンクションポイントの指標で見積る手法
プログラマのスキルから経験的に求めた標準的な生産性と必要な手続きの個数を乗じて規模を見積る手法
開発規模、難易度、特性要因を考慮し、工数や期間を見積る手法
ソフトウェアの開発作業を標準作業に分割し、それらに標準工数を割り当て、合計して規模を見積る手法
ソフトウェア開発の生産性 = 開発規模(実行行数)÷ 成果物作成にかかる工数(人月)
開発規模と開発工数の関係
見積もったコストを時間軸に展開し、予算消化計画(コスト・ベースライン)を作成
リスクが発生した時の対策費をコンティジェンシ予備という形で組み込む
予知できないリスクの対策費をマネジメント予備としてコスト・ベースラインとは別枠で管理