技術士試験(情報工学部門)
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基礎の問題は過去問を重ねて解くことで目標達成の近道でしょう。
1-1.信頼度、稼働率の計算
①直列、並列の信頼度
(Aが0.9、Bが0.8の場合)
直列: ─□(A)─□(B)─ :信頼度の積 → A×B → 0.9 × 0.8
並列: ───□(A)───
└─□(B)─┘ :1-{(1-信頼度の積)}→ 1-{(1-0.9)× (1-0.8)}
②信頼性特性値(MTTF、MTBF、MTTR)
MTBF÷(MTBF+MTTR)
学習ポイントのキーワード
信頼度、故障率、MTBF、MTTR、稼働率…
1-2.コストの計算
計算式
待ち行列長 = 利用率 ÷ (1 - 利用率)
平均待ち時間 = 待ち行列長 × 平均処理時間
利用率 = 単位時間当たりの平均到着人数 ÷ 単位時間当たりの平均処理人数
平均応対時間 = 平均待ち時間 + 平均処理時間
学習ポイントのキーワード
ポアソン分布、指数分布、変動費、固定費、アローダイアグラム、
クリティカルパス、品質表…
1-3.設計理論
材料力学、製造物責任法、ユニバーサルデザインなどを中心に出題される傾向がある。
過去問を重ねて解くことが大事。
学習ポイントのキーワード
ユニバーサルデザイン、極限強さ、安全率、フックの法則、製造物責任法…
1-4.品質管理
出題傾向としては、正規分布、品質管理、品質管理用語など
学習ポイントのキーワード
標準偏差、PDCAサイクル、ヒストグラム、散布図、フェールセーフ、
フェールソフト、ループルーフ…
2-1.アルゴリズム
問題をしっかり読み込み、図を書いて理解すると解ける問題が出題される傾向
学習ポイントのキーワード
アルゴリズム、2分木、クリティカルパス、スタック、構文図、誤差、オーバーフロー、アンダーフロー
2-2.基数変換
2進⇔10進などの変換方法を覚えることが必須
学習ポイントのキーワード
基数変換、2進数、10進数、n進法
2-3.情報量計算
単位を揃えて計算を求められる問題を注意すること
学習ポイントのキーワード
基数、1バイトは8ビットなどの変換、圧縮率
2-4.情報ネットワーク
インターネット、セキュリティを中心に出題される傾向あり
学習ポイントのキーワード
公開鍵暗号方式、認証局、ウイルス、デジタル署名、無線LAN、WEP、RAID