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テスト全体像

設計開発工程とテスト工程には対応関係にあります。Vモデルです。

要件定義→運用テスト(実際の運用に耐えうるものか)
外部設計→システムテスト(システム全体で問題ないか)
内部設計→結合テスト(複数のモジュールの結合で問題ないか)
プログラム設計→単体テスト(モジュール単体で問題ないか)

単体テスト

プログラム単位でアルゴリズムが正しく実装されているか、ホワイトボックステストブラックボックステストを用いてテストする

結合テスト

プログラムの連携処理が正しく実装されており、ボトムアップテストトップダウンテストビッグバンテストの手法でテストされ、主にブラックボックステストが行われる

午後Ⅰ試験例

Q1:サブシステムで仕様変更、不具合が発生した場合
A1:結合テストを実施前に、仕様変更前の設計で実装されていないか確認する

Q2:会社間の機能分担、IFなどで認識違いがあり不具合が頻発した場合
A2:機能分担チームの発足、会議を設けてチーム間の調整を優先的に行う

Q3:進捗が遅れて結合テストが行えない場合
A3:サブシステム間の接続と同じシミュレータを用いてテストを行う

システムテスト

業務の最初から最後までの全ての項目に問題がないかを確認する

午後Ⅰ試験例

Q1:性能テストに問題があった場合
A1:仕様変更やハード増強の対応案から、進捗遅延、追加コストを比較し採用案を検討する

Q2:テスト終盤で顧客の求める性能を満たせない事が発覚した場合
A2:データ量、アクセス頻度など、そこまでの性能の必要性を考え、必要でないならリリース後に設計変更を考える

運用テスト

システムを実際の稼働環境で動作させて実運用を想定したテストを行う
アクセスの頻度、夜間のバッチ、障害時の対応など運用業務を考慮したテストを行うことで、運用に耐えうるか確認


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