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スケジュール・コントロールとは

進捗実績を把握する為に情報収集を行い、スケジュール通りの進捗を確認し遅れていれば原因を究明し対策を打つこと

進捗実績の把握

進捗管理の第一段階、決め事なので覚える

進捗報告ルールの徹底

プロジェクトメンバーは担当作業に集中するほど、進捗報告を怠る。
その為にも、日々10時までに進捗を記入するとか、週一回のチーム進捗会議で報告するとかのルールを設ける。

報告内容の裏付けをとる

メンバによって報告レベルの認識の違いがあったり、嘘や曖昧な報告があったりするので、成果物を受け報告の確証を得る

進捗管理指標

下記は決め事なので覚える

全工程

・ガントチャート、マイルストーンチャート等のスケジュール管理ツールにおける各作業の作業完了予定日と作業完了日
・未解決の課題件数、未対応仕様変更件数

ドキュメント作成工程
(要件定義、外部、内部設計等)

・ドキュメント作成予定ページ数と作成ページ数
・レビュー完了予定ページ数と完了ページ数
・ドキュメント作成予定本数と作成完了数
 (完了分の画面数・機能数) ÷ (全画面数・機能数 等)

プログラミング

・プログラム作成予定行数と作成行数
・レビュー完了予定ページ数と完了ページ数
・プログラム作成予定本数と作成完了数
 (完了分の画面数・機能数) ÷ (全画面数・機能数 等)

テスト工程
(単体、結合、総合テスト)

・テストケース作成予定件数÷完了数
・テスト実施予定件数÷完了件数
・未対応バグ件数

進捗遅れの予兆

進捗が遅れてから対策を打つのは手遅れなので、その為に発生する前に手を打つ手段があります。

特定の担当者の残業時間が極端に増加

監視方法:  担当者毎に日々作業時間、実績について確認を行う 対応:  作業量の調整、担当役割の見直し

設計工程での未解決案件や仕様変更が増加

監視方法:  設計レビューの指摘の未対応件数や仕様変更等の確認頻度をあげる 対応:  課題解決の優先順位をあげる

開発初心者の生産性が低い、難易度の高いアクティビティの生産性が低い

監視方法:  生産性を定期的に集計し、計画値と比較を行う 対応:  メンバの増員、体制変更を指示する

進捗遅れの対策

遅れてしまった場合の対応策

部分稼働

本番稼働開始時に提供する機能を減らし、スコープを狭める

要員の追加(クラッシング)

開発メンバを増員し、進捗を回復させる

本番稼働時間の延期

開始期日が決まっていない場合は、稼働の開始を延期する。

ファスト・トラッキング

設計を完了した機能からプログラミングを行うなど、順番に行う作業を同時に行う事で作業時間を減らす


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